2024年8月31日

'ジブラルタル海峡'を渡る・・・!

スペインとアフリカのモロッコ(Morocco)の間の'ジブラルタル海峡'(the Strate of Gibraltar)を船で渡ったことがある・・・実はその時、船の甲板で海峡を眺めながら、中学校の地理の授業を思い出していた・・・また、何故?? 

当時、通っていた中学校にユニークな地理の先生がいた・・・その先生は、超個性的!・・・黒板に世界地図を広げ、指示棒で世界の国々を説明する時、片足を貧乏揺すりさせながら、片目を半分閉じ、声は浪曲風の響き・・・そして説明がヨーロッパのスペインからアフリカのモロッコに移る時、地中海(the Mediterranean Sea) と大西洋(the Atlantic Ocean)をつなぐジブラルタル海峡を、「ジブドゥルドゥルドゥルドゥル海峡」と、わざ(?)と喉を震わせた・・・その瞬間、クラスの皆は「えっ?」と呆気にとられた・・・そして、その海峡を今まさに、こうして船で渡っている自分がいると思うと、何とも言えない不思議な感覚に陥り、中学時代を思い出すと同時に何となく笑いがこみ上げてきた・・・。 

ところで、この旅行はケンブリッジ(Cambridge)にいた時、同じカレッジの香港からの留学生二人と日本人の留学生(経産省からの派遣)と私の4人で計画・・・緯度的に北海道の北の樺太(サハリン)に位置するイギリスの冬は、日没が早くて寒い・・・それで冬休みはどこか明るくて暖かい所に行こう、ということで話がまとまった・・・で、旅行社の「スペイン・ポルトガル・モロッコ三カ国バスツアー」に参加した・・・ツアー客の集合・解散は、スペイン南東部のアリカンテ(Alicante)・・・約10日間のバス旅行で、旅程(itinerary)は次の通り:

イギリスから飛行機で移動・・・アリカンテ(スペイン)集合(以下、バス旅行) ⇒ マドリード(スペイン首都) ⇒ リスボン(ポルトガル首都) ⇒ セビリア(スペイン) ⇒ ジブラルタル(*備考) ⇒ ラバト(モロッコ首都)⇒ カサブランカ ⇒ (再度、ジブラルタル海峡)⇒ アリカンテ、解散・・・飛行機でイギリス・・・バスでケンブリッジ、そしてダーウィン-コリッジ(Darwin College)

スペインのアリカンテの地中海沿岸は避寒地で、日が比較的長く、流石に暖かかった・・・10日ぶりに、日の暮れるのが早くて寒いイギリス・・・そして、またコリッジの生活に戻った。

ハウスタケカの独り言でした。

(*備考):
ヨーロッパ南西部、イベリア半島の南端近くに位置するイギリスの植民地、自治領。首都ジブラルタル。長さ約4.8km、幅1.2kmの石灰岩から成る岩山状の半島(通称、ジブラルタルの岩)。地中海の西の出入口ジブラルタル海峡を押さえる、戦略上、交通上重要な位置を占める。(以上、『ブリタニカ国際大百科事典』より)・・・とにかく狭小なので、国際空港は、特に着陸が世界一難しい、と聞いたことがある・・・知らんけど。

ところで、2022年12月19日から週1回のペースで続けてきた『英語絡みブログ』ですが、今週(第91回)で終了します。これまで駄文に付き合ってくださった皆様に心より感謝申し上げます・・・ I sincerely appreciate it !!

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2024年8月26日

2024年8月 3日

100度超えの気温とは・・・?!

8月、サンフランシスコ(San Francisco)の大学キャンパスにある温度計(thermometer)は、102度を指していた・・・お湯の沸騰点が100度なのに、102度とはどういうこと?・・・最初、慣れるまで100度超えの温度にピンとこなかった・・・そう、アメリカでは、気温(temperature)や体温((body) temperature)は、日本のように摂氏(Celsius、℃)ではなく華氏(Fahrenheit、℉)を使う(備考1)・・・で、その年のサンフランシスコの7,8月の夏は、とにもかくにも暑かった!

日本では、気温が25度を超えれば夏日、30度を超えれば真夏日そして35度を超えれば猛暑日と言って、夏の暑さの目安として我々は一応、感覚的に慣れ親しんでいる・・・そう!感覚的になんです!・・・いきなり、102度って言われても困りますよね・・・で、華氏から摂氏への換算式を覚えておけば、摂氏温度で感覚的にどの程度の暑さかが分かり、とても助かったのを覚えている・・・アメリカに行く人は、是非、覚えておいてください・・・。

冬の寒さも同じ・・・次第に冬が近づき寒くなってくると、華氏32度で摂氏0度なので、私なんか、華氏40度辺りになると、摂氏5度を切ってくる感覚なので、「冬が近いなあ。」と感じたものです・・・尤も、個人差はあると思うが・・・知らんけど。

歴史的に、アメリカはもちろんイギリスの流れで、長さ・質量・面積・容積は「ヤード・ポンド法」(yard-pound system)・・・しかし近年は、そのイギリスでも合理的な「十進法」(decimal system)の「メートル法」(metric system)が一般化しつつあり(備考2)、天気予報は今では摂氏温度が使われている・・・。

YouTubeの'Sky News'でも、アメリカを含め世界各地の気温は全て、摂氏で紹介されている・・・では、何故アメリカは、未だに世界の流れにあった合理的な十進法の「メートル法」を採用しないのか、実はアメリカで尋ねたことがある・・・曰く:確かに「メートル法」の方が合理的であるのは分かるが、この大国のアメリカで、長年慣れ親しんでいるシステムを変えるのは大変なこと・・・「ヤード・ポンド法」の方が、感覚的に慣れて体に染み込んでいる・・・そうなんです!今のところ、合理性より「感覚的慣れ」を優先しているようです・・・で、アメリカ連邦政府は、一体「メートル法」への転換を、議論のテーブルに載せて真面目に考えようとしているのだろうか??・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

(備考1)
・Celsius(セルシウス)は、摂氏(セ氏)の温度目盛を考案したスウェーデン
 の天文学者より
・Fahrenheit(ファーレンハイト)は、華氏(カ氏)の温度目盛を考案したド
イツの物理学者より
 華氏 ⇒ 摂氏への換算式:C = (F-32)×5/9
 摂氏 ⇒ 華氏への換算式:F = C×1.8+32                 

(備考2)
対外的には「メートル法」のイギリスでも、国内では一部、根強く「ヤード・ポンド法」が用いられていて、メートル表記の看板をヤード表記に書き換える抵抗組織(Active Resistance to Metrication)が活動しているとか・・・?

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