'ジブラルタル海峡'を渡る・・・!

スペインとアフリカのモロッコ(Morocco)の間の'ジブラルタル海峡'(the Strate of Gibraltar)を船で渡ったことがある・・・実はその時、船の甲板で海峡を眺めながら、中学校の地理の授業を思い出していた・・・また、何故?? 

当時、通っていた中学校にユニークな地理の先生がいた・・・その先生は、超個性的!・・・黒板に世界地図を広げ、指示棒で世界の国々を説明する時、片足を貧乏揺すりさせながら、片目を半分閉じ、声は浪曲風の響き・・・そして説明がヨーロッパのスペインからアフリカのモロッコに移る時、地中海(the Mediterranean Sea) と大西洋(the Atlantic Ocean)をつなぐジブラルタル海峡を、「ジブドゥルドゥルドゥルドゥル海峡」と、わざ(?)と喉を震わせた・・・その瞬間、クラスの皆は「えっ?」と呆気にとられた・・・そして、その海峡を今まさに、こうして船で渡っている自分がいると思うと、何とも言えない不思議な感覚に陥り、中学時代を思い出すと同時に何となく笑いがこみ上げてきた・・・。 

ところで、この旅行はケンブリッジ(Cambridge)にいた時、同じカレッジの香港からの留学生二人と日本人の留学生(経産省からの派遣)と私の4人で計画・・・緯度的に北海道の北の樺太(サハリン)に位置するイギリスの冬は、日没が早くて寒い・・・それで冬休みはどこか明るくて暖かい所に行こう、ということで話がまとまった・・・で、旅行社の「スペイン・ポルトガル・モロッコ三カ国バスツアー」に参加した・・・ツアー客の集合・解散は、スペイン南東部のアリカンテ(Alicante)・・・約10日間のバス旅行で、旅程(itinerary)は次の通り:

イギリスから飛行機で移動・・・アリカンテ(スペイン)集合(以下、バス旅行) ⇒ マドリード(スペイン首都) ⇒ リスボン(ポルトガル首都) ⇒ セビリア(スペイン) ⇒ ジブラルタル(*備考) ⇒ ラバト(モロッコ首都)⇒ カサブランカ ⇒ (再度、ジブラルタル海峡)⇒ アリカンテ、解散・・・飛行機でイギリス・・・バスでケンブリッジ、そしてダーウィン-コリッジ(Darwin College)

スペインのアリカンテの地中海沿岸は避寒地で、日が比較的長く、流石に暖かかった・・・10日ぶりに、日の暮れるのが早くて寒いイギリス・・・そして、またコリッジの生活に戻った。

ハウスタケカの独り言でした。

(*備考):
ヨーロッパ南西部、イベリア半島の南端近くに位置するイギリスの植民地、自治領。首都ジブラルタル。長さ約4.8km、幅1.2kmの石灰岩から成る岩山状の半島(通称、ジブラルタルの岩)。地中海の西の出入口ジブラルタル海峡を押さえる、戦略上、交通上重要な位置を占める。(以上、『ブリタニカ国際大百科事典』より)・・・とにかく狭小なので、国際空港は、特に着陸が世界一難しい、と聞いたことがある・・・知らんけど。

ところで、2022年12月19日から週1回のペースで続けてきた『英語絡みブログ』ですが、今週(第91回)で終了します。これまで駄文に付き合ってくださった皆様に心より感謝申し上げます・・・ I sincerely appreciate it !!

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

「スポーツマン」は、何をする人・・・?

アメリカ「南ダコタ州」(South Dakota)の「州鳥」(state bird)は「キジ」(pheasant)・・・ハンターにとって、秋は待ちに待ったキジ狩猟解禁の季節・・・で、私のいた年の10月の地元新聞に、それが大きく取り上げられていた:

  100,000 sportsmen arrive for pheasant opener(headline, 大見出し)
10万人の狩猟家がキジの解禁で来る(ヘッドライン、大見出し)

・・・ More than 100,000 hunters are expected to take part in what could be the best pheasant hunting since the 1940s, with pheasant-rich areas near Mitchell taking center stage for out-of-state visitors ・・・

(試訳)・・・ミッチェル近郊のキジがたくさん生息しているエリアは、州外のハンターの注目の的で、10万人以上のハンターが、1940年代以来たぶん最高の狩りになるシーズンに参加するのでは、と期待されている。

そう、もうお分かりでしょう!・・・「スポーツマン」(sportsman)とは「狩りをする人」(hunter)のことです・・・人口2万人足らずの小さな町ミッチェルに、その数倍ものハンターが集まることになる・・・一体、宿泊施設は足りるのか?!・・・知らんけど・・・とにかく、ミッチェルにとってはうれしい悲鳴!!

英英辞典(『ロングマン現代英英辞典』)は'sportsman'を次のように記す:

(AmE) a man who enjoys outdoor activities such as hunting and fishing
(米語)例えば狩猟や魚釣りなど屋外活動を楽しむ人

ところで、カタカナ語の「スポーツマン」に対応する英語は、一般に'athlete'・・・テニス-プレーヤーの大坂なおみが、'BLM'(Black Lives Matter)(黒人の命も大切だ)で言った言葉が思い出される:

Before I am an athlete, I am a black.
私は一人のスポーツ選手である前に一人の黒人です。

ハウスタケカの独り言でした。

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

'budgetel'(バジッテル)とは?

'budgetel'って何だと思いますか?・・・そうです、'budget'(手頃な値段の)+'hotel'(ホテル)⇒'budgetel'(予算に見合った手頃なホテル)のことで、実際にアメリカにあったモーテル(motel)です・・・で、総じて宿泊料金が手頃なモーテルの命名としては、ピッタリだと思いませんか・・・?!

以前、ブログ(2023年4月8日)で話題にした'朝食昼食兼用の食事''brunch'(breakfast+lunch)も'budgetel'と同じように、二つの語の一部を合体して作った新しい語で、これらは'混成語'(blend)と呼ばれているものです・・・。

実は、日本語でも英語と同じように、異なる二つの語を組み合わせて混成語を創り出す作業は、日常的に無意識のうちにやっている。例えば:  

卒業論文 ⇒ 卒論、就職活動 ⇒ 就活、棚からぼた餅 ⇒ 棚ぼた、ファミリーレストラン ⇒ ファミレス・・・などなど、枚挙にいとまがない。

これって'言語の経済性'(language economy)の観点から、言語の普遍的特徴の一つだと考えるがどうでしょうか?・・・現在、世界に7、000語あるといわれる言語(備考:2023年4月29日ブログ)・・・文字を持つ・持たないに関係なく、基本的に意思疎通が目的で用いられる言語・・・その言語を、相手に効率良く早く伝えたいという意識から、二つの言葉を短くして、混成語と呼ばれる新しい言葉を創り出すのは、どの言語においても自然な精神作業なのかもしれない・・・知らんけど。

因みに、私の知る限り、'budgetel'(バジッテル)の混成語は、未だ認知されていないようで、英語の辞書に記載がない・・・上記の日本語の混成語は、もちろん全て認知されているので、辞書に載っている・・・。 

ハウスタケカの独り言でした。 

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

日本語とは・・・? 英語とは・・・?

日本語と英語の特徴は、一般に次のように言われている: 

日本語は'聞き手責任'(addressee responsibility)の言語だと言われる・・・日本人同士が対話しているのを見ていると、'聞き手'(addressee)がしばしば'話し手'(addresser)の言っていることに首を縦にふって相槌を打っている・・・比較的年配同士の方がより顕著である・・・おそらく無意識だろうが、大きくうなずいたり小さくうなずいたり・・・日本語は論理関係を明確にしないビーズ(beads)のようなもの・・・そのビーズの穴に糸を通して、話全体の理解に努めるのが聞き手の責任・・・そして首を縦に振って相槌を打つのは、'「今、(あなたの)話をちゃんと聞いて理解に努めていますよ」感'を出している、と言うわけである・・・。  

このように、相手の話に合わせてうなずく・・・これは、日本語の特徴である・・・しかし、相手が英米人なら'首を縦にふる'のは、往々にして同意のしぐさと誤解されかねないから注意する必要がある・・・。

それに対して、英語は'話し手責任'(addresser responsibility)の言語だと言われる・・・日本語と異なり、英語はより論理的・・・最初からビーズに糸が通っていて、論理関係が分かりやすい・・・聞き手は話し手の目をじっと見て聞き、そして今度は話し手となって対話が先へと進む・・・途中、日本人のように首を縦に振ることもあるが、それは通常、相手の話の内容に賛同している意思表示で、日本人のように'「今、聞いていますよ」感'を出しているのではない・・・英語は'話し手責任'の言語だと言われる所以である。

しかし、実際の対話では、日本語も英語も'発話交替'(turn-taking)が整然と行われることは稀・・・時には感情的になり、割り込みによる'発話奪取'(turn-stealing)が起こったりして、なかなか整然とは進まない・・・まあ 一度日本語でも英語でも対話しているところを'人間観察'(people-watching)してみては?・・・面白いですよ・・・色々なものが見えてきますよ・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

100度超えの気温とは・・・?!

8月、サンフランシスコ(San Francisco)の大学キャンパスにある温度計(thermometer)は、102度を指していた・・・お湯の沸騰点が100度なのに、102度とはどういうこと?・・・最初、慣れるまで100度超えの温度にピンとこなかった・・・そう、アメリカでは、気温(temperature)や体温((body) temperature)は、日本のように摂氏(Celsius、℃)ではなく華氏(Fahrenheit、℉)を使う(備考1)・・・で、その年のサンフランシスコの7,8月の夏は、とにもかくにも暑かった!

日本では、気温が25度を超えれば夏日、30度を超えれば真夏日そして35度を超えれば猛暑日と言って、夏の暑さの目安として我々は一応、感覚的に慣れ親しんでいる・・・そう!感覚的になんです!・・・いきなり、102度って言われても困りますよね・・・で、華氏から摂氏への換算式を覚えておけば、摂氏温度で感覚的にどの程度の暑さかが分かり、とても助かったのを覚えている・・・アメリカに行く人は、是非、覚えておいてください・・・。

冬の寒さも同じ・・・次第に冬が近づき寒くなってくると、華氏32度で摂氏0度なので、私なんか、華氏40度辺りになると、摂氏5度を切ってくる感覚なので、「冬が近いなあ。」と感じたものです・・・尤も、個人差はあると思うが・・・知らんけど。

歴史的に、アメリカはもちろんイギリスの流れで、長さ・質量・面積・容積は「ヤード・ポンド法」(yard-pound system)・・・しかし近年は、そのイギリスでも合理的な「十進法」(decimal system)の「メートル法」(metric system)が一般化しつつあり(備考2)、天気予報は今では摂氏温度が使われている・・・。

YouTubeの'Sky News'でも、アメリカを含め世界各地の気温は全て、摂氏で紹介されている・・・では、何故アメリカは、未だに世界の流れにあった合理的な十進法の「メートル法」を採用しないのか、実はアメリカで尋ねたことがある・・・曰く:確かに「メートル法」の方が合理的であるのは分かるが、この大国のアメリカで、長年慣れ親しんでいるシステムを変えるのは大変なこと・・・「ヤード・ポンド法」の方が、感覚的に慣れて体に染み込んでいる・・・そうなんです!今のところ、合理性より「感覚的慣れ」を優先しているようです・・・で、アメリカ連邦政府は、一体「メートル法」への転換を、議論のテーブルに載せて真面目に考えようとしているのだろうか??・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

(備考1)
・Celsius(セルシウス)は、摂氏(セ氏)の温度目盛を考案したスウェーデン
 の天文学者より
・Fahrenheit(ファーレンハイト)は、華氏(カ氏)の温度目盛を考案したド
イツの物理学者より
 華氏 ⇒ 摂氏への換算式:C = (F-32)×5/9
 摂氏 ⇒ 華氏への換算式:F = C×1.8+32                 

(備考2)
対外的には「メートル法」のイギリスでも、国内では一部、根強く「ヤード・ポンド法」が用いられていて、メートル表記の看板をヤード表記に書き換える抵抗組織(Active Resistance to Metrication)が活動しているとか・・・?

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

これって、どの言語でも同じ・・・??

発話(utterance)は基本的に、長くなればなるほど丁寧度が増す・・・これはどの言語でも同じで、言語の'普遍性'(universality)と思われる?・・・もちろん仮説ですが、みなさんはどう思いますか?・・・このことは、例えば「静かにしてもらう」内容の命令文や依頼文を見れば、違いがよくわかる・・・'quiet'(静かな)を例に、次の英語と日本語を比べてみてください: 

Quiet!
静かに!
Be quiet!
静かにしなさい!
Please be quiet.
どうぞ静かにしてください。
Would you please be quiet?
どうぞ静かにしていただけませんか?
I would be grateful if you would be quiet.
静かにしていただけるとありがたいのですが。
I would greatly appreciate it if you would be a little quieter.
もう少し静かにしていただければ心より感謝いたしますが。

もちろん同じ内容を伝える表現は、英語でも日本語でも他に色々とある・・・これは論理的にこうなるのではないかというだけで、脈絡的に不自然で、実際の'談話'(discourse)でそのような発話をするかどうかは別問題である・・・しかし基本的に、全て意図しているのは「静かにしてもらうこと」で、発話は長くなればなるほど丁寧度が増しているのは事実である・・・。

原則的に、どの言語でも、命令文や依頼文に限らず内容が同じならば、発話は長くなればなるほど丁寧度が増すのではないだろうか?・・・。これはあくまでも仮説です・・・知らんけど・・・。 

ハウスタケカの独り言でした。

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

団体生命保険で実現する、安心のライフプラン設計術②

4. 安心のライフプラン設計における団体生命保険の役割
団体生命保険は、多くの企業で提供される福利厚生の一環として、社会人にとって身近な保障手段です。
しかし、その重要性や利用方法を十分に理解していない方も少なくありません。
ここでは、安心のライフプランを設計する上で、団体生命保険がどのように活用できるかを見ていきます。

4.1 ライフイベントと保険ニーズの変遷
人生には予期せぬ出来事がつきものであり、結婚、子供の誕生、住宅の購入、親の介護、自身の健康問題など、様々なライフイベントが存在します。
これらのイベントは、個人の保険ニーズに大きな変化をもたらします。
若い頃は自分自身が直面するリスクの保障が中心となるかもしれませんが、家族を持ち始めるとその保障範囲は家族全体に広がります。
また、ライフスタイルの変化に伴い、保障内容を見直し、必要に応じて追加することが大切です。
団体生命保険は、このような変遷に柔軟に対応できる点がメリットです。

4.2 団体生命保険を活用した資金計画
団体生命保険を賢く利用することで、未来のあらゆるライフイベントに向けた資金計画を立てることが可能です。
例えば、子供の教育費や老後資金の確保のため、低コストで加入できる団体生命保険の積極的な利用が考えられます。
また、団体生命保険では、通常の個人生命保険と比べて手頃な保険料で、広範な保障を得ることが多いため、効率的に将来の資金計画を支えることができます。

4.3 退職後の保障と団体生命保険の継続性
一般的に、団体生命保険は勤務している企業を通じて加入するため、退職とともにその保障が失われると考えられがちです。
しかし、多くの団体生命保険には、退職後も個人で継続できるオプションが用意されています。
これにより、企業に勤めていた期間中に享受した保障を、自分自身のライフプランに合わせて調整し、長期的に継続することが可能です。
退職を機に保障が切れてしまう心配をせずに、安心して未来を計画できるわけです。
このように、団体生命保険はライフステージの変遷に合わせて柔軟に対応することができ、安心のライフプラン設計を実現するために非常に重要な役割を果たします。

5. 団体生命保険導入の手続きと管理

5.1 導入前の検討事項と準備
団体生命保険の導入を検討する際、企業や団体はまず、その導入が従業員にとってのメリットや企業経営にどのような影響を与えるかを把握する必要があります。
保険の種類や保障内容の選定、保険料の負担方法など、導入に際して重要な決定事項は数多く存在します。
従業員の年齢構成や健康状態、企業の財務状態などを詳細に分析し、最も適切なプランを選択することが必要です。
また、導入にあたっては、従業員や経営層からの意見も積極的に取り入れながら、全員が納得できる保険プランを策定することが望ましいです。

5.2 契約手続きと文書管理
団体生命保険の契約手続きを開始する際には、保障内容の最終決定を経て、保険会社との具体的な契約条件を詰めてゆく必要があります。
保険金額や保険料、支払い条件など細かな契約内容を明確にし、双方の合意のもとで契約書が作成されます。
この際、契約書や申込書などの重要な文書は、将来発生するかもしれないトラブルを避けるためにも、丁寧に管理することが肝要です。
また、契約内容に変更が生じた場合は、速やかに保険会社への届出と文書の更新を行うことも忘れてはなりません。

5.3 従業員への説明会と意識向上
団体生命保険の導入に際しては、従業員に対して保険の内容やメリット、手続きの方法などを正確に理解してもらうことが非常に重要です。
そのために、説明会やワークショップを開催し、従業員からの質問に答える機会を設けることが望ましいです。
また、保険の利用方法や必要に応じて保険金を請求する手続きについても、詳細に説明することが大切です。
従業員が団体生命保険の価値を十分に理解し、有効に利用できるようにするためには、継続的な情報提供や相談体制の充実が求められます。

6. 団体生命保険の将来展望
今日、我々がまさに目の当たりにしている世界は、テクノロジーと社会の変化が激しく、この流れは団体生命保険の将来にも大きな影響を及ぼしています。
企業にとっての福利厚生策としては欠かせない団体生命保険ですが、その将来展望を見据えたとき、どのような進化が予想されるのでしょうか。

6.1 テクノロジーの進化と保険サービス
テクノロジーの急速な発展は、団体生命保険をはじめとする保険業界全体に革新的な変化をもたらしています。
AI(人工知能)の活用により、保険申請や支払いプロセスが大幅に効率化され、より高速かつ正確なサービスの提供が可能になっています。
また、ビッグデータの分析により、顧客のニーズをより深く理解し、カスタマイズされた保険プランの提供が現実のものとなっています。
これらの技術革新は、保険会社と加入者双方にとってメリットが大きく、団体生命保険の将来においても中心的な役割を担うと考えられます。

6.2 社会の天変に伴う団体生命保険の進化
社会構造の変化、特に働き方の多様化や高齢化社会の進展は、団体生命保険のカバー範囲やプランの見直しを迫っています。
リモートワークの普及による労働環境の変化、非正規雇用の増加、そして高齢者の再雇用など、新しい働き方への適応が求められています。
これらの変化に伴い、団体生命保険も柔軟にプランを調整し、企業と従業員のニーズに合わせた保障を提供する必要があります。
急速に変わる社会に対応することで、団体生命保険はさらなる価値を提供することができるでしょう。

6.3 持続可能な福利厚生としての団体生命保険
企業が社会的責任を果たす中で、持続可能な福利厚生策として、団体生命保険の役割はこれまで以上に重要になっています。
企業は従業員の生活保障だけでなく、その家族をも支えることが期待されており、団体生命保険はその強力な手段の一つです。
また、健康増進や予防医療への意識が高まる中、健康をサポートする保険プランの充実も進んでいます。
持続可能な福利厚生として団体生命保険が提供できる価値は多岐にわたり、企業と従業員の間での信頼関係構築にも寄与することでしょう。
これらの将来展望を見ると、団体生命保険が直面している挑戦は多いですが、それと同時に機会も広がっています。
テクノロジーの進化、社会の変化と共に進化する団体生命保険は、より充実した安心のライフプラン設計を実現する鍵となるでしょう。
終わり

『吾輩は猫である』と'DUI'

唐突ですが、冒頭からクイズです:

(1) 夏目漱石の小説『吾輩は猫である』の「吾輩」の結末を知っていますか?
(2) 英語の'DUI'は何の頭文字か知っていますか?
(3)(1)と(2)の共通点は何だか分かりますか?

(1) の答え:
小説『吾輩は猫である』の一番最後の下りは、「・・・吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る。太平は死ななければ得られぬ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。有難い、有難い。」・・・そうです!座敷に残されていたビールを飲んで、酩酊状態でふらふらしながら、庭に降り水の入っている甕(かめ)に落ちる・・・何度も這い上がろうとするが、爪が滑って上まで届かず上手く這い上がれない・・・溺れてもがき苦しみ、最後は諦めて命を落とす・・・。 

(2) の答え:
'DUI'は、'Driving under the influence (of alcohol or drugs)'(飲酒運転又は麻薬影響下の運転)のこと・・・言うまでもなく、DUI is totally out of the question.(飲酒運転又は麻薬影響下の運転は、全く論外である)

(3) の答え:
そう!・・・共通点は、「飲酒」に絡んだ事故と交通違反・・・適度の飲酒は健康に良いとされ、嗜好として好まれる・・・度が過ぎれば無論、命に関わり危険!・・・英語でアルコールを飲んで運転することを'DUI'という・・・飲酒運転の事の重大さは、もちろん万国共通である・・・!!

ハウスタケカの独り言でした。

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語で対応できるスタッフがおります。

団体生命保険で実現する、安心のライフプラン設計術①

1. 団体生命保険の基本概念

1.1 団体生命保険の定義と特徴
団体生命保険とは、主に企業や団体がその構成員や従業員のために契約する生命保険のことを指し、個々の人々に安心のライフプランを提供するためのものです。
この保険の最大の特徴は、通常、個人が独立して契約する個人生命保険に比べて保険料が低廉であることにあります。
これは保険のリスクが団体全体で分散されるため、保険会社が割安な保険料で提供できるからです。
また、団体生命保険は加入手続きが簡単であり、多くの場合、健康診断が不要で契約できる点もメリットの一つです。
これにより、より多くの人々が手軽に生命保険の恩恵を受けることが可能になります。

1.2 団体生命保険と個人生命保険の違い
団体生命保険と個人生命保険の大きな違いは、契約の主体となるのが個人か団体かという点です。
個人生命保険は、契約者、被保険者、受取人が個々人によって指定されますが、団体生命保険では契約者が企業や団体であり、その構成員全体をカバーします。
従って、団体生命保険では多くの場合、個々の構成員が保険契約に関して細かな選択をすることはできません。
しかし、その反面で手続きの簡略化や保険料の削減などの利点があります。
また、団体生命保険は福利厚生の一環として提供されることが多く、従業員やその家族が経済的な困難から保護される重要な道具となります。

1.3 団体生命保険契約の法的枠組み
団体生命保険契約は、その性質上、法的な枠組みに従って運用されます。
日本においては、生命保険業法や保険契約法といった法律がこれに関係しています。
これらの法律は、保険契約が公正かつ透明な条件で行われることを保証し、保険契約者や被保険者の権益を保護するためのものです。
例えば、保険会社は契約前に重要事項の説明を行う義務があり、契約者にはこれを理解した上で契約を結ぶ権利が与えられています。
また、団体生命保険契約では、契約内容が変更される場合、その変更が団体の構成員にとって不利益にならないよう配慮されなければなりません。
これらの法的枠組みは、団体生命保険が健全に運用される土台を築いています。

2. 団体生命保険のメリットとデメリット
団体生命保険は、企業や団体が従業員や会員のために加入する保険です。
この制度を活用することで、個人ではなく団体全体としての保険契約を結べます。
では、この制度の具体的なメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

2.1 メリット:コストパフォーマンスと手続きの簡素化
団体生命保険最大の魅力は、そのコストパフォーマンスの高さです。
団体で保険に加入することで、保険料が割安になるケースが多く見受けられます。
これは、保険会社が多数の契約を一度に獲得できるため、個々の契約よりもコストを抑えられるからです。
また、手続きの簡素化も大きなメリットです。
団体契約を行うことで、従業員一人ひとりが保険会社と直接契約を結ぶ場合に比べ、手続きが格段に簡単になります。
企業側が代行してくれるため、従業員は複雑な書類対応から解放されるのです。

2.2 デメリット:カバー範囲の制限と契約の不変性
一方で、団体生命保険にはデメリットも存在します。
一つ目は、カバー範囲の制限です。
団体生命保険の契約内容は、団体が決定するため、個々人のニーズに合わない場合があります。
例えば、特定の健康状態やライフスタイルに応じた特別なカバーが必要な人にとっては、不十分な保障内容である可能性があります。
二つ目は、契約の不変性です。
個人保険と異なり、団体生命保険では一度契約内容が決まると、個人の意向で自由に変更することが難しいです。
そのため、ライフプランの変化に応じて柔軟に保障内容を調整することが出来ません。

2.3 団体生命保険の選択基準
団体生命保険を選ぶ際には、複数のポイントを考慮する必要があります。
まず、圧倒的に重要なのが、保険料のコストパフォーマンスです。
保険料が企業や団体にとって、そしてそれに所属する個々のメンバーにとっても負担にならず、かつ必要な保障を提供できるかを見極める必要があります。
また、カバー範囲の広さもチェックポイントです。
どの程度の健康状態や事故、病気をカバーするかは、契約を選択する上で非常に重要な要素です。
最後に、手続きの簡便性も見逃せません。
団体生命保険に加入する際、手続きの複雑さが加入意欲を損なわないよう、事前に確認しておくべきです。
団体生命保険は、そのメリットを最大限に活かしながらデメリットを最小限に抑えることができるよう、慎重にプランを選ぶことが重要です。
企業や団体が提供する保険制度をうまく利用し、安心のライフプラン設計を実現しましょう。

3. 団体生命保険プランの種類と選択肢
団体生命保険は、企業が従業員の福利厚生の一環として加入する生命保険の一種ですが、一口に団体生命保険と言っても、実に様々なタイプが存在しています。
それでは、団体生命保険の世界を深堀りしていきましょう。

3.1 従業員福利厚生としての団体生命保険
従業員福利厚生としての団体生命保険は、企業や組織に所属する従業員全員、あるいは一定の要件を満たした従業員が保険の対象となります。
このプランの最大の特徴は、従業員が個人で生命保険に加入するよりも、保険料が安価である点です。
また、保険料の全額または一部を会社が負担するケースが多く、従業員にとっては大きな福利厚生の一つとなっています。
この制度は、従業員が働く動機づけにもなり、企業の人材確保や離職率の低下に寄与する効果も期待できます。

3.2 多様な保障プランの比較
団体生命保険には様々なプランがあり、その保障内容やプランによって従業員が受けられるメリットが異なります。
たとえば、基本的な死亡保障のみを提供するプランから、重大な疾病や障がいに対する保障、退職金制度と連携した積立型の保障など、多岐にわたります。
企業は、従業員の年齢構成やニーズを考慮しながら、適切なプランを選択することが大切です。
保険会社によってもプランの内容や保険料には大きな違いがあるため、複数の保険会社のプランを比較することが重要です。

3.3 特定のニーズに応じたプランのカスタマイズ
団体生命保険は、従業員一人ひとりのライフステージや保障ニーズが異なることを踏まえ、柔軟にプランをカスタマイズすることが可能です。
例えば、若手従業員向けの基本的な死亡保障中心のプラン、ファミリー層を対象とした教育資金や住宅ローンの保障を含むプラン、シニア層に対する医療保障や退職後の生活資金をカバーするプランなどがあります。
企業は従業員の意見を集め、柔軟な福利厚生プログラムを構築することで、従業員の満足度向上とともに、企業の魅力を高めることができるでしょう。
団体生命保険を導入する際には、従業員のニーズを的確に把握し、適切なプランの選択とカスタマイズを行うことが、安心で豊かなライフプラン設計への鍵となります。
この過程で保険会社との密接なコミュニケーションも非常に重要です。
専門的な知識を活用しながら、従業員一人ひとりが抱える不安を解消し、将来に向けての安心を構築していくことが企業には求められています。
次週に続く

'痛いの痛いの飛んでいけ!

親が子を思う気持ちは、どこの国でも皆同じ・・・ということは、幼児が怪我などをした時に痛みと取るお呪い(まじない)「痛い痛いの飛んでいけ」の概念は'普遍的'(universal)なはず・・・なのでこれは仮説だが、その概念の表現は、世界の言語の数だけあるのではないでしょうか?知らんけど・・・。

さて英語では、「痛いの痛いの飛んでいけ」に当たるフレーズは、日常的に愛情の印として使う'kiss'を使ったものが多い、と英英辞典に記されている:

kiss sth better spoken used, especially to a child, to say that you will take away the pain of something by kissing them ('kiss ~ better'は話し言葉で、キスして痛いところを治してあげましょう、と特に子供に対して使う。『ロングマン英英辞典』)

そして例文を見てみると:

Let me kiss it and make it (or the pain) go away.
Do you want me to kiss your 'boo-boo'? ('boo-boo'(幼児語)軽傷)
Kiss it better! / I will kiss it better.
I'll kiss it and make it go away.
I will kiss it and make it better.
There, there, you will be OK. (「'there'(ほら)」は相手の注意を引く)etc.

また、日本語の「痛いの痛いの飛んでいけ」の発想に近い英語表現もある:

Out, out, with the pain!
Pain, pain, go away! etc.

欧米のような「キス文化」でない日本は、大抵はハグをしながら「痛いの痛いの飛んでいけ」だと思う・・・日本でも地方によっては、方言などでそれに類する他の言い回しがあるのだろうか?・・・知らんけど。 

ハウスタケカの独り言でした。

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.