世界に言語はいくつあるの・・・?!

一体、世界には言語はいくつあるのでしょうか? 国連加盟国が約200カ国なので約200言語? ・・・いやいや、そんな単純な話ではありません。
近い将来、中国を抜いて世界一の人口になるインドには、公用語のヒンディー語(Hindi)、そして補助公用語の英語を含め800言語以上、そのうち18種が憲法で認められているらしい。
日本にも日本語の他にアイヌ語、沖縄語、奄美語がある。
そんなこんなで「世界には現在約7,000の言語があり、約4割が'絶滅危惧言語'(endangered languages)だと言われている。」(『京都新聞』2022年11月)
さて、言語はその言語を話す人がいなくなれば、当然'絶滅言語'(extinct languages)になる。
先日、NHKで絶滅危惧にある奄美の言語を後世に残すべく、専門家が地元のおばあちゃんに生の音声を録音している番組があったが、全く聞き取れなかった。
アイヌ語もそれに近いものがある、と言えよう。
言語への興味は尽きない・・・。

ハウスタケカの独り言でした。

キンコンカンコン ―授業の開始・終了の合図

みなさんの学校では、授業の開始・終了の合図は何でしたか?
校歌?童謡?何もなし?と、いろいろだったと思います。
しかし多数の学校は「キンコンカンコン」 ―大学生に聞いても、8割以上がこの「キンコンカンコン」だったと答えます。
では、この「キンコンカンコン」とは一体何でしょうか。
実は英国ロンドンの国会議事堂下院時計塔の大時計(愛称:ビッグ・ベン)が奏でるメロディで、これには歌詞があります。

All through this hour   次の一時間ずっと
Lord, be my guide   主よ、私を(正しく)導いてください
And by thy power   そしてあなたのお力によって
No foot shall slide   足をすべらさないように

毎時の度にこのメロディが流れ、続いて時刻の数だけ鐘が鳴らされる。
このメロディが流れると、敬虔なロンドン市民は立ち止まって一緒に口ずさみます・・・。

これは、明治時代にロンドンを訪ねた日本人が「これだ!!」と思って日本に導入した様です。

写真出典:Tanks Londonさん

ビッグベン.jpg

マクドナルドのこれまでの販売個数

アメリカのマクドで店頭に'billions and billions served' の掲示があった。
Billionは10億だが、何十億個というより数えきれないくらい莫大な数を販売してきたという意味でしょう。
この場合、同じ莫大な数でもmillions(百万)では少なすぎて、trillions(兆)では多すぎるのでbillionsが妥当なところでしょうか・・・。
ここで英語の数の数え方を見ておきましょう。

100,000,000,000,000yen(円)

これは100兆円であり、数年前に大台に乗った日本の国家予算である。
さて英語では何というでしょうか?

英語では単位を覚えればその千倍で次の区切りの単位になり、あとは組み合わせで基本的にどんな数でも表すことができる。
単位は小さい方から順にthousand(千)、million(百万)、billion(十億)、trillion(兆)で、100兆円は、a hundred trillion yen と表す。
trillionの上はjillion,skillion,zillionなどあるが、全て日常とは途方もなくかけ離れた数なので、訳としては「莫大な数の~,無数の~,」で片づけられる。

ハウスタケカの独り言でした。

街中で見かけた「変~な(?)怖~くなる(?)英語

1月8日のブログ(5)で 'casher'× → 'cashier'〇 を話題にしたが、ここでは、実際に街中で見かけた他の「変な(?)怖くなる(?)英語」を紹介する。

(1) ここはJRと地下鉄と私鉄が相互乗り入れするメジャーな駅のタクシー乗り場で、一般車両も乗り降り可能な場所・・・もちろん交通量も多く、歩行者の横断が禁止されている場所・・・なんと、そこにあった看板に立派な大きな文字で、'No Crrossing!'・・・又もやスペリングの間違いが起きてました?!ガクッ・・・  もちろん、'No Crossing!'。

(2) ある公共の場所にあった分別ゴミ箱の「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」の「燃えるゴミ」の英語がなんと 'burning trash' に・・・キャー! 'burning' なら(燃えている)これじゃ「放火犯」になるよ・・・「燃えやすい、可燃性の」だから、'burnable (or combustible)' です。
これもあってはならない怖~くなる間違い!

(3) 多くの人が行き交う大都市の繁華街のレストラン・・・入り口付近にあった看板の「朝食昼食兼用の食事」の英語表記が、 'branch,' になっていた。
'branch'(枝、支店)では食べられませんよね・・・これって、'breakfast'+'lunch' の食事だから混成語(blend)の 'brunch' でしょ・・・!

(4) 公共の場所で、今でも 'No Smorking!' の掲示に遭遇することがある・・・某大学のトイレに 'No Smorking!' と大きく注意書き・・・えっ!流石にこれには驚いた。もちろん、'No Smoking!'。

これらの変な(?)怖くなる(?)英語は全て、公共の目につく場所にあったもの・・・結構多くて恥ずかしい・・・ちょっとした注意で解決できるのに・・・インバウンドで再度、大勢の外国人観光客が入って来てますよ・・・!!

ハウスタケカの独り言でした。

英首相の電撃辞任での一コマ

Liz Truss appointed Prime Minister. I'm determined to deliver. Thank you.(リズ トラス氏首相に指名。私は、公約を果たすことを固く決意します。ありがとう。)と、国民に決意表明してわずか50日目での辞任劇。
これは英国史上最短。
政策の財源に無理があり失脚に追い込まれたようだ。
2022年10月25日のことだった。
後任にはRishi Sunak(リシ スナク氏)
前財務相でインド系ヒンズー教徒、非白人として初の首相で、42歳は歴代首相としては最年少らしい。
若き指導者に寄せる期待は大きい。
そこで辞任を余儀なくされたTruss氏の新首相Sunak氏へのエールが印象的で素晴らしかったので紹介する。

 I wish Rishi Sunak every success. I know brighter days lie ahead.
 万事上首尾に行くように願っています。私は彼の前途には希望の持てる輝かしい日々があるのを知っています。

・写真の出典
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72493
www.bbc.com

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