ドジャースは大谷翔平との契約を公式に発表する

2023年12月11日、ロサンゼルス-ドジャース(the Los Angeles Dodgers)は、大谷翔平とスポーツ史上最大となる10年総額7億ドル(約1015億円)の契約を結んだ、と公式発表・・・球団は、歓迎ムード満載の長いコメントを出している。以下は、その全文である(『USA TODAY, Sports』より): 

On behalf of the L.A. Dodgers and our fans everywhere, we welcome Shohei Ohtani to the Dodgers, the home of Jackie Robinson, Sandy Koufax and Hideo Nomo, three of the sport's most legendary and pathbreaking players. We congratulate him on his historic contract with our storied franchise. Shohei is a once-in-a-generation talent and one of the most exciting professional athletes in the world. Our players, staff, management and ownership look forward to working together with Shohei to help the Dodgers continue to add, improve and strive for excellence on the field.

(試訳)ドジャースと全てのファンを代表して、私達は大谷翔平をメジャー-リーガーで最も伝説的・先駆的な三人、ジャッキー-ロビンソン、サンディー-コーファックス、野茂英雄のホームであるドジャースに歓迎し、また歴史に名高いフランチャイズ球団との歴史的な契約を祝します。翔平は一世代に一人いるかいないかの有能な選手で、世界で最もわくわくするプロアスリートの一人です。当球団選手・スタッフ・経営陣・所有者グループ全体は、ドジャースが球場で長所を伸ばし、さらに改善しようと懸命に努力を続ける手助けになるよう、翔平と共に力を合わせるのを楽しみにしています。 

ここで、ワンポイント-レッスン:

1.on behalf of ~ ~を代表して(冒頭でよく使う)
2.congratulate ~ on ・・・ ~(人)を・・・(物・事)のことで祝う
3.look forward to ~ ing ~するのを楽しみに待つ(末尾でよく使う)

規格外の「二刀流プレーヤー」(a two-way player)・・・右肘の故障・手術で、来期はバッター専念らしい・・・今からバッターとしての規格外の更なる活躍(例えば、日本人メジャーリーガー初の「三冠王」'a triple crown winner'など)が楽しみである・・・。

ハウスタケカの独り言でした。  

※Please contact us HOUSE TAKEKA when you build a new or custom-built house in KYOTO !! We have English-speaking staff on call.
京都で、新築・注文住宅を建てるならハウスタケカまで!!
英語の話せるスタッフがおります。

「すぐ見つかりますよ・・・」

"Excuse me, but do you speak English?"
"Yes, I do".
"Oh, then, do you happen to know where the bamboo forest is?"
"Yes, go straight down here. It's about a five-minute walk from here. Many people go that way. You can't miss it."
"Oh, thank you very much indeed."

ハウスタケカは観光客で賑わう京都嵐山にある。
渡月橋・・・近いのでこの界隈はよく通る・・・で、たまに外国人に声を掛けられ道を尋ねられる。
先日、イギリス人と思われるカップルの旅行者('posh'なアクセント―上流階級独特の気取った話し方―と'very ... indeed'の使い方でそう思った!)に'bamboo forest'への道順を聞かれた。
上記の英語は、その時の会話である。

・英語ワンポイント-レッスン:
'You can't miss it.'(すぐ見つかりますよ)は、道を尋ねられた時の返答によく使う。
冒頭の'do you'は、'can you'では能力を尋ねることになり失礼。
'five-minute'は形容詞になっているので、複数の'five-minutes'にしない。
'very ... indeed'は、'very'と'indeed(本当に)'が呼応した形で、イギリス英語に多い・・・。

嵐山周辺は、「竹林の小径(こみち)」(bamboo forest)に人気が集まり、多くの観光客が、掃除機に吸い込まれるように流れていく・・・野宮神社から大河内山荘に抜ける道は、両側に手入れされた竹林が並ぶ・・・今では、嵐山の観光客の数は、これまで一番多かった清水寺を凌いでるらしい・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

※写真出典 Wikipedia / web
竹林の小径.png

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'母語'と'母国語'は違います・・・

時々、母語と母国語を混同して使っているのが見受けられるが、実は違う・・・母語(mother tongue or native language)は、生後、母親(mother)などから自然な状態で接する第一言語で、母国語(national language)は、'national'(国家の)から分かるように、国家意識が加わる・・・我々日本人は、本質的に単一民族・単一文化で、母語も母国語も同じ日本語なので分かりづらいが、英国(the UK)のウェールズ(Wales)を例に取ると分かりやすい。

英国(イギリス)の正式名は次の通りである:

(the) United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
大ブリテン島および北アイルランド連合王国(略して、(the) UK)

大ブリテン島(Great Britain)は、イングランド(England、首都London(ロンドン))、スコットランド(Scotland、首都Edinburgh(エディンバラ))そしてウェールズ(Wales、首都Cardiff(カーディフ))から成る・・・言語は、母国語としての英語以外に、母語として、英語、スコットランド語(Scottish)、ウェールズ語(Welsh)が各々の地域(国)で話されている・・・そして北アイルランド(Northern Ireland、首都Belfast(ベルファスト))も、母国語として英語、そして母語としてアイルランド語(Irish)が話されている。

さて、話題のウェールズであるが、約20%の人が母語のウェールズ語を話し、もちろん母国語として英語も話す・・・ところが、イングランド人は、母語も母国語も英語なので母語が英語であることを誇りにしているようだ・・・。

私がイングランドのケンブリッジ(Cambridge)にいた時、母語としてQueen's Englishを話す指導教授が、ウェールズ出身の女子学生の英語に言及し、'She speaks English with a Welsh accent.'(彼女はウェールズ語のアクセントで英語を話す。)と言った時、'So what? I speak English with a Japanese accent'.(だからどうしたと言うのですか?私は日本語のアクセントで英語を話しますが。)と、思わず返してしまった・・・?!

ハウスタケカの独り言でした。

写真(ケンブリッジ大学)出典:Wikipedia

ケンブリッジ.jpg

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It's Himazing !・・・姫路から世界へ

「白鷺(しらさぎ)城」の愛称で親しまれる国宝の姫路城・・・1993年(平成5年)12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初めて世界遺産に登録されてから今年で30周年・・・で、新聞にアメリカ人タレントを使った広告が載っていた:

It's Himazing ! Himejiから世界へ! Amazingの瞬間を!
イッツ ヒメージング!
世界遺産登録30周年を記念した驚きと感動の体験を姫路で!
『読売新聞』(2023/10/26)

アメリカ人ならではの英語の'言葉遊び'(play-on-words)・・・姫路(Himeji)から'amazing'(驚くべき、すばらしい)を連想して、ダジャレで姫路城世界遺産登録30周年を祝福し、記念の催しを宣伝している。

実は、アメリカにいた時も同じような広告を目にした:

It's a-maize-ing !

アメリカ南ダコタ州ミッチェル市に、世界で唯一の'Corn Palace'(トウモロコシ宮殿)がある・・・そのパンフレットに載っていた英語・・・'maize'はトウモロコシで'corn'と同じ意味・・・'Corn Palace'は、劇場として使用されているが、催し会場になったりもする・・・外壁の絵画は、その年に収穫されたトウモロコシでデザインされ、毎年新しくなる・・・まさに、It's amazing ! ・・・、時々、鳥がトウモロコシをついばんでいることがあり、その光景は見ていて滑稽である・・・。

英語圏では、ひょっとしたら'amazing'(驚くべき、見事な、すばらしい)の単語は、広告・宣伝の世界で、意味・音の響きから言葉遊びが簡単にできる使い勝手の良い言葉なのかもしれない・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

写真出典:Wikipedia

姫路城.jpgCornPalace.jpg