大晦日、ニューヨークの'Times Square'にいました!

お正月が来ると思い出します。
その日、私はブロードウェイ(Broadway)と7番街(7th Ave.)が交差するニューヨークのタイムズスクエア(Times Square)にいた。
ミュージカル『マイフェアレディ』(My Fair Lady)を観てからタイムズスクエアに移動、そして夕刻から徐々に人が集まり始め、大晦日に日本のテレビに映し出されるあのブロードウェイらしくなっていった。
いよいよ大合唱でカウントダウン、'・・・ five, four, three, two, one, zero',と同時に爆竹の嵐、そして誰彼となく交わされるハグ、押し合い圧し合いで押しつぶされそうになる、あちらこちらで'(A)Happy New Year!'の声また声、この時ばかりは渾然一体となった・・・。
始点のボストン(Massachusetts州)から今ニューヨーク(New York州)、そしてさらに南下、グレーハウンド(Greyhound ― 米国最大の路線バス会社)のバス旅は続いた:

フィラデルフィア(Pennsylvania州)→ ワシントンDC → チャールストン(South Carolina州)→ マイアミ(Florida州)→ ニューオーリンズ(Louisiana州)→ ヒューストン(Texas州)→ エルパソ(Texas州)→ フェニックス(Arizona州)→ ロサンゼルス(California州)→ そして終点のサンフランシスコ(California州)

奴隷貿易で栄えたチャールストン、フランス、スペイン植民地時代の町並みを残すジャズ発祥の地と言われるニューオーリンズ、テキサス州(日本の2倍近い広さ)西端国境の町エルパソから見えるメキシコの明かりなどなど・・・。
Space changes people.(空間は人を変える。)日本の約25倍の面積を持つアメリカは、とにもかくにも広かった・・・!!

ハウスタケカの独り言でした。

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写真出典:gettyimages.co.jp

「家のリフォーム」って英語で何て言うの?

アメリカにいた時、地元の新聞で次のような広告を目にした:

 Affordable Home Improvements(手頃な費用でできる家のリフォーム)
 Repair a roof(屋根の修理)
 Replace windows(窓の取り替え)
 Add a garage(ガレージの建て増し)
 Now's the time to fix up your home ...(今こそ家を修理する時です・・・)

広告にあるように、所謂「家のリフォーム」は英語では'home improvements'を使うのが普通で、英語で'reform'と言えば、第一義的に「税制改革」(tax reform)ように制度の改革・改善の意味で使うことが多い。
言葉はまさに文化で、実際にその国でじっくり生活してみないと、脈絡にピタッと合う表現を拾うのは難しいですよね。
だから、'reform'(リフォーム)は、英語の世界では使い方を間違えれば、話が思いもよらない方向に展開しないとも限らないから注意した方がいいと思います。知らんけど・・・。

ハウスタケカの独り言でした。 

X'masは英語ではないの?!

もう少しでクリスマス(Christmas)・・・イルミネーションで映える街は、楽しいクリスマスソングに包まれ華やいだ雰囲気でいっぱいですよね。

ところで、そんな街中でよく目にするX'masは、実は正確な英語でないことを知っていましたか?Xの後ろのアポストロフィ(')は全く根拠がなく、X'masは明らかに和製英語(Janglish? or Japlish?)です。
正しくはXmasで、Xは「Christ(キリスト)を表すギリシャ語の頭文字」、そしてmasは「ミサ」を意味しています(英英辞典によるとXmasはくだけた表現で正式文書にはChristmasが好まれるようです)。
実際、街中を観察しているとX'masとXmasは混在状態にあります。

コロナも徐々に落ち着きを見せ、再度インバウンドで外国人観光客が日本に戻りつつある中、文化度の高さを世界に誇る日本は、正確な英語を発信していった方がいいのではないでしょうかね? 知らんけど・・・。

ハウスタケカの独り言でした。