'セレンディピティ'とは・・・?

'セレンディピティ'(serendipity)(*備考)って聞いたことがありますか?・・・一般に、「思いがけないことを発見する能力(運良く発見したもの)」を言う・・・今週はノーベル賞の発表・・・残念ながら、今年の日本人の受賞はなかったが、ノーベル賞を受賞した日本人が、「実験の失敗が偶然、新しい発見につながった・・・。」と、時に口にする・・・科学分野では、失敗が思わぬ大発見につながる・・・実は、アメリカが世界に誇る「コカ-コーラ」も偶然の産物!・・・このように、セレンディピティは科学分野でよく使われる言葉であるが、ここに、科学の分野ではないが、一つのセレンディピティの話がある:

落語家、立川志の春(たてかわ しのはる)、47才・・・米国の名門イエール大学を卒業・・・三井物産に入社・・・楽しかったですが、本当にやりたいことは何だろうと、モヤモヤも抱えていた時、26才の時、初めて見た立川志の輔さんの落語の話術に心を奪われ、「この人に入門しなかったら後悔する」と直感的に思った・・・仕事は安定していて、両親は猛反対・・・それを押し切って、落語家の道へ・・・「セレンディピティ(偶然的な出会い)」を高めるように動く。失敗を恐れず、何でもやってみることが、学びや人生の選択につながってきたと感じる・・・一歩踏み出すことで、気付かなかった目標や、やりがいが見つかるかもしれません。偶然的な出会いを生かすも殺すも捉え方次第だと思います・・・。 (『朝日新聞』2023年8月30日)

セレンディピティは日本では馴染みの薄い言葉かもしれない・・・しかし、アメリカでは店や通りの名前に使われたり、映画『セレンディピティ』(Serendipity)(2001)まで公開されている・・・先ずは、勇気を持って一歩を踏み出すこと・・・失敗しても、その先には、新しい発見が待っているかもしれない・・・。

ハウスタケカの独り言でした。

*備考
セレンディピティ(serendipity):イギリスの作家Horace Walpole(ホレス-ウォルポール)が、寓話The Three Princes of Serendip(1754)の題名から作った造語(この主人公たちは捜してもいない珍宝をうまく偶然に発見する)、Serendipはセイロンの旧称(『日本国語大辞典』、『新英和大辞典』)

写真出典:Wikipedia

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