'up'は生きている・・・!!

'up'は生きている・・・これぞ'real, living English'・・・アメリカで実際にその場にいて、耳にした英語2例を紹介する:

(1) ある日、友人の教授とダウンタウン(downtown、繁華街・中心街のこと)に行った時、ドラッグストア(drugstore)にある軽飲食店に立ち寄り、コーヒーを飲んだ・・・カウンター式で、椅子は背もたれのない一人用のスツール(stool)・・・一つ一つ独立していて、座る位置は高い・・・やや不安定で「よじ登る」って感じ・・・やっとこさで腰を下ろし、一言私は言った・・・'Sit DOWN!!'・・・同じように、背伸びをするようにして座る彼は・・・'Sit UP!!'と・・・確かに座る位置は随分と高い・・・私の'DOWN'に即座に反応して、'UP'・・・彼は、私を見て、「にこっ」とした。無意識に出た反応なのか?・・・「座る」は'sit down'だけではない?!・・・言葉は生きている。

(2)場所は、教授宅のリビング・・・彼は孫にミルクをあげていた。気持ちよさそうにミルクを飲んでいたお孫さんは、授乳後、背中をさすられて・・・「げっぷ!」と・・・その時、私は'Burp!'(げっぷ!)、と言った・・・彼は、間髪入れず'Burp UP!'・・・よく見ると、何やら'ぶつぶつ'・・・ミルクに混じり、何かが口の外に出ていた・・・言葉は生きている。

'up'は'towards a higher place or position'(より高い場所に、位置に)の意味で、上記2例は、その時の状況にピタリとおさまる・・・その場の状況に応じた母語話者の瞬時の切り返し・・・これぞまさに'real, living English'・・・目から鱗が落ちた納得の瞬間・・・しかし「座る」に対応する英語は、あくまでも'sit down'・・・で、あの時の'sit UP'は、彼の即興のギャグだったと思うけど・・・知らんけど。

ハウスタケカの独り言でした。

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